米ドル円2022年12月12日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

テクニカル分析である、ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20本、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10MA（白）、25MA（細黄）90MA（青）、200MA（緑破線）
平均足：1分足、5分足（騙し回避ロジック付オリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。米ドル円2022年12月12日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

先週金曜日は東京時間仲値手前までは頑張って上げましたがその後、大きく売られPPI（米生産者物価指数）では、期待通り？ドルの買戻しとなりました。

米10年債利回りも上昇したことも後押しとなったかの知れません。

指標直後は上がりましたが、売りが出たのち、再び持ち直し、上昇し、136.9を付けました。

市場は、来週のCPI（米消費者物価指数）、FOMC（米国連邦公開市場委員会）の様子見ムードあります。

市場は、FOMC（米国連邦公開市場委員会）の政策金利のターミナルレート（最終到達点）に注目しています。

これが5.00or5.25なのか噂は多いですが、5%以上と受け止められれば、強いドルが現れてきそうです。

それでは、来週のチャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン：上向きトレンドライン下ブレイク
・ダウ位置：高値切り下げ、安値切り下げ（黄・緑）
・ローソク足：2本陽線、直近長い下髭
・移動平均線：10、20、25日線が下降パーフェクトオーダ、同、90日線をデッドクロス中
・ボリンジャーバンド：スクイーズ
・MACD：デッドクロス
・一目均衡表：基準140.9、雲は上向き
・上の目標値：137.2、137.6、139.0　
・下の目標値：135.6、135.0、134.2、133.6、133.1、133.0

ポイント

ダウ上では目線は下、移動平均線も下、ローソク足は10日線の下で推移し、流れは下向きです。
直近では、ローソク足がピンバーに近い形で長い下髭陽線であり、反転の兆しも示しています。

135.6にサポートが見られます。よって、目先では10日線の137.2を目指す上昇を試みそうです。
その上にも137.6のレジスタンスがあります。
年末に掛け商いが薄くなると予想します。
大きな価格変動に気を付けながら、こまめな利確が良いと考えます。
損切りライン付近まで逆方向の値動きも時折見られますので、チャートから離れるのであれば、損切り幅を広く取る必要がありそうです。
その場合は必然的にロットは減らしたほうが良いと思います。

4時間足

＜下目線＞

・チャートパターン：三角保ち合いライン下抜け、三尊形成し下落
・ダウ位置：安値切り下げ、高値切り下げ（黄・緑）
・ローソク足：安値切り上げ、下髭陽線、10日線の上
・移動平均線：10日線上向き、20日線をデッドクロス中
・ボリンジャーバンド：スクイーズ⇒エクスパンション
・MACD：デッドクロス
・一目均衡表：基準136.7、雲の中
・上の目標値：137.1、137.5、137.8
・下の目標値：136.3、136.0、135.8、135.6、135.3

ポイント

目線が下に変わっています。

NY時間で135.9でサポートされ戻りを試しています。
10日線を超えてきたので20日線を超えてこれるか注目。
超えてくれば137.1を目指す動きと想定。
横ばいの傾向になりそうで、雲の中で動くと見ています。
下降トレンドラインと20日線が近いので、強いレジスタンスになりそうです。
20日線を超え、MACDがゴールデンクロスしたら、ロングを検討。
超えれなかったら、下降の勢いが出ると考え、ショートを検討します。

1時間足

＜上目線＞

・チャートパターン：上昇トレンドライン上に復活
・ダウ位置：安値切り上げ、高値切り上げ（黄・緑）
・ローソク足：4本安値切り上げ、10日線の上
・移動平均線：10、20日上向き、10日線が20日線をゴールデンクロス、90日線は水平、200日線は下向き
・ボリンジャーバンド：エクスパンション傾向
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準136.2、雲は下向き
・上の目標値：136.7、136.9、137.0
・下の目標値：136.2、136.0、135.7、135.6

ポイント

金曜日に、いったん下に切り替わった目線も再び、上に変わりました。
ダウの安値切り上げ、ローソク足の安値切り上げなどもありますが、BB+2σに到達したので落される可能性は高い。
BBがエクスパンションしかけており上昇の兆しはあります。

上向きトレンドライン、またはBB+1σ、10日線がサポートとなれば、雲の中に向かい上昇できる可能性もあります。
MACDのゴールデンクロスが後押しできるか注目です。
4時間足が下目線であることを考えると、136.9のレジスタンスはけっこう強そうな気もしますので、ここからの下落を大きく伴い、BBがエクスパンションするかもしれません。
上がっても雲の上限迄と想定しています。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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