何故ダウ理論なのか?
テクニカル分析を中心に、相場環境認識を行う理由が、まさに原則①「平均価格はすべての事象を織り込む」です。
価格を動かす要因に、ファンダメンタルズ要素と、テクニカル要素のどちらかを判断基準にしている投資家達がそれぞれ存在するとした場合、結果が「全てチャートに織り込まれている」ならば、テクニカル分析を重視すれば良いということになります。
相場環境認識はファンダメンタルズ分析が必須だ!いや、テクニカル分析でしょ?という論争がありますが・・・
相場は先読みして動きますので、ちょっとしたニュースで為替はすぐに反応していることは、紛れもない事実です。
そしてチャートの動きから、少し先の未来を予見することが出来れば、相場の行先が見えてきます。
(勿論100%予測することはできません。上か下か?どちらの可能性が高いのかを、見極めるという意味)
ダウ理論は、テクニカル分析の中でも、私が重要視している原則です。
ダウ理論は、以下の6つの基本原則から構成されています。
一番下の基本原則⑥が重要です。
ファンダメンタルズ分析とは
ファンダメンタルズ分析とは、当該国の経済データから相場を予測する分析方法のこと。
ちなみに、ファンダメンタルズを直訳すると「経済の基礎的条件」になる。
例えば、経済成長率や物価上昇率、財政支出など。
さらに、経済影響を与えそうな要人発言もファンダメンタルズとして影響を与える。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とはチャートを見た上で、価格や値動き、売られすぎ、買われすぎ、長期的な動きの傾向から短期的な動きの傾向や、平均値・分散など統計的な見方から、過去から現在に至る価格の推移、さらにそこからその先の価格を推定する分析手法。
インディケータと呼ばれる、テクニカル指標と組み合わせて分析します。インディケータは、移動平均線、ボリンジャーバンドなどのトレンド系と、RSI、RCI、MACDなどのオシレーター系がポピュラーである。
ダウ理論 基本原則① 平均価格はすべての事象を織り込む
市場の需給と供給の影響を与えるすべての要因は平均価格に反映されている。
つまり、ファンダメンタルズ要因、地震や災害といった予測不可能な事象であってもそのプライス動向は平均価格に織り込まれている。
ダウ理論 基本原則② トレンドには3種類ある
トレンドとは、高値、安値を切り上げている限り、上昇トレンドは継続する。
逆に高値、安値が切り下げている限り、下降トレンドは継続する。
トレンドは、短期、中期、長期からなる。
- 短期:数時間~3週間
- 中期:3週間~3か月
- 長期:1年~数年
ダウ理論 基本原則③ 長期トレンドは3段階からなる
- 第1段階:先行型の投資家による買いが主。株価はあまり動きません。
- 第2段階:多数の投資家が追随して買い
- 第3段階:一般投資家や初心者の参入この段階が、最初に買い始めた先行型の投資家が利益確定するところトレンドの最終段階
ダウ理論 基本原則④ 平均は相互に確認されなければならない
工業株価平均と鉄道株価平均が同じ方向を示さなければならない。
複数の市場で相関性を確認する必要がある。
ダウ理論 基本原則⑤ トレンドは出来高でも確認されなければならない
長期トレンドが上昇であれば、出来高は価格の上昇に伴って増加し、調整局面では減少する。
もし価格が上昇していても、出来高の上昇を伴わない場合は、トレンド転換の可能性が示唆される。
ダウ理論 基本原則⑥ トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
上昇または下降トレンドが開始すると、その動きは継続する性質がある。
明白な転換シグナルが発生するまでトレンドは継続し、高値および安値の切り上げ/切り下げというトレンドの定義が崩れたときが、トレンドの終了になります。
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