米ドル円2022年12月15日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

テクニカル分析である、ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20本、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10MA（白）、25MA（細黄）90MA（青）、200MA（緑破線）
平均足：1分足、5分足（騙し回避ロジック付オリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。米ドル円2022年12月15日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

昨日は東京時間でも上値重く135.73まで上げたものの、その後下落傾向で、NY時間で134.429まで下落、今朝4時のFOMC（連邦公開市場委員会）結果やパウエル議長の会見では、政策金利は予想通りの0.5％の利上げとなったことが好感され、136.016の高値を付けました。

FOMC委員の23年末の金利見通しは平均で5.125%となり、市場予想よりも高い。これはタカ派（引き締め推進派）が多いことを意味しています。

一方、パウエル議長は、「23年の金利見通しが、ターミナルレート（最終到達点）を意味する」と発言したので、利上げ政策が一定の成果を出しつつあると考えており、金利上昇にも終わりが見えてきた印象ですね。

それでは、本日のチャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン：トレンドラインを下抜け
・ダウ位置：安値切り下げ、水平線で下落（黄・緑）
・ローソク足：陰線確定、安値切り下げ、高値切り下げ、10日線の下、200日線を一時的に割り込み
・移動平均線：10、20、25日線下向き、90、200日線上向き
・ボリンジャーバンド：スクイーズ
・MACD：デッドクロス中
・一目均衡表：基準140.18、雲は上向き、ねじれ
・上の目標値：135.9、136.7、137.6、138.2
・下の目標値：134.2、133.6、133.1、132.0、131.8

ポイント

200日線を割り込む場面もあり、下向きの流れです。
金利上昇スピードの低下も見えたこと、金利目標イメージも概ね見えたことで、一方的なドルの上昇は終焉を迎えそうです。

とはいえ、金利の目標が5%を超えることは相当な引き締めを意味しており、まだまだ強いドルは続きそうです。
本日も昨日下落した分を取り返すような動きになりそうです。
目先134.2よりは下がりにくく、200日線の上で動くと見ています。

年末に掛け商いが薄くなると予想します。
時折現れる大きな価格変動に気を付けながら、こまめな利確が良いと考えます。

4時間足

＜下目線＞

・チャートパターン：下降トレンドラインの下に戻る
・ダウ位置：安値切り下げ、高値切り下げ（黄・緑）
・ローソク足：安値切り上げ下髭陽線、10日線の下
・移動平均線：10、20、25日線下降
・ボリンジャーバンド：エクスパンション
・MACD：デッドクロス
・一目均衡表：基準136.1、雲の下
・上の目標値：135.5、135.8、136.1、136.5、136.8、137.3、138.4
・下の目標値：134.7、134.4、133.6

ポイント

東京時間で戻りを試すと思いますが、上値はやや重いと感じます。
三角保ち合いになりそうで、10日線、下降トレンドライン、20日線がレジスタンスになりそうです。

1時間足

＜上目線＞

・チャートパターン：下落後のレンジ、三角保ち合い
・ダウ位置：安値切り上げ、高安値切り上げ（黄・緑）
・ローソク足：安値切り上げ、10、20日線の上
・移動平均線：10日線は20線をゴールデンクロス、25、90は下向き
・ボリンジャーバンド：エクスパンション
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準135.2、ねじれ後下向き
・上の目標値：135.7、136.0
・下の目標値：135.2、134.9、134.6、134.4

ポイント

FOMC発表で下落後、戻りを試しています。
若干上値が重く、目先、三角保ち合いの中で動きそうです。
下降トレンドラインの下で動きそうで、上にブレイクした場合は、一目均衡表の中で動く可能性あります。
本日は134.4と136円の間で動くレンジと考えています。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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