米ドル円2022年12月19日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

テクニカル分析である、ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20本、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10MA（白）、25MA（細黄）90MA（青）、200MA（緑破線）
平均足：1分足、5分足（騙し回避ロジック付オリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。米ドル円2022年12月19日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

米経済指標では、11月米国小売売上高と12月のNY連銀景況指数は両方とも予想を下回り、米国12月PMI速報も弱い内容であり、米経済の鈍化傾向を示唆しています。

景気後退への懸念が高まり、ドルを売る方向に動いています。

これは、タカ派の多いFRBに何らかのメッセージを出しているようにも映ります。

それでは、月曜日のチャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン：上昇三角
・ダウ位置：安値切り下げ、トリプルトップ（黄・緑）
・ローソク足：安値切り上げ、下髭陰線確定（20日線レジスタンス）
・移動平均線：10，20，、25日線下向き、90日線、200日線上向
・ボリンジャーバンド：エクスパンション
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準138.1、雲ねじれ
・上の目標値：138.1、138.6、139.5、141.4
・下の目標値：135.6、134.4、134.2、133.6　

ポイント

上昇三角の上端は、137.7付近の20日線がレジスタンスとなっています。
ダウ目線では、安値切り下げ、トリプルトップとなり、137.7が強いレジスタンスになっています。
20日線の下での動きが予想され、ローソク足は下髭陰線を付けているので、勢いよく下げる傾向でもありません。

現在、10日線の下にあることから、もう一段下がると想定しています。
三角保ち合いを下にブレイクすると、BB-1σ＆200日線付近までを目標として下落の可能性があります。
10日線が横ばいであることから、レンジ相場になりそうです。ビッグイベントが終わったので、年末に掛け商いが薄くなると予想します。
時折現れる大きな価格変動に気を付けながら、こまめな利確が良いと考えます。

4時間足

＜上目線＞

・チャートパターン：レンジ相場；トリプルトップ形成後、下降からの戻りを試す
・ダウ位置：安値切り下げ、トリプルトップ（黄・緑）、直近では上目線（全体ではレンジ）
・ローソク足：高・安値切り下げ、上下髭陽線、10、90日線レジスタンス
・移動平均線：10、25日線下向き、20日上向き
・ボリンジャーバンド：エクスパンション⇒スクイーズ
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準136.3、雲の中、雲ねじれ
・上の目標値：136.8、137.1、137.3、137.8、138.0
・下の目標値：136.3、135.8、135.6、135.3、134.7、133.6

ポイント

ダウ目線ではトリプルトップを形成し、上値抵抗となっています。
レンジ的な動きになっており、ゆっくりと安値切り上げの傾向が見られます。

直近の最高値の起点よりも、現在値は上であることから、目線を上としています。

半値戻し付近までの押し目を想定しています。そのポイントが一目均衡表基準＆20日線付近です。
直近のローソク足7本が高値切り下げていることから、現在は下降の流れです。

一目均衡表基準＆20日線のある136.3でサポートされず下抜けすると、下落の傾向になりやすく、もう一段下がると見ています。
反転すれば先回の高値138.1付近まで上がると見ています。
反転できずに下にブレイクすると、135.3付近まで落ちる可能性があります。
直近のローソクは上下の髭が出ているので、レンジの可能性もありますが、最近の傾向ではミドルラインで反発する回数は少ないですね。
今の位置なら、戻り売りを検討します。（12/19　7:33加筆）

1時間足

＜下目線＞

・チャートパターン：下降チャネル
・ダウ位置：安値切り下げ、高値切り下げ（黄・緑）
・ローソク足：安値切り上げ、高値切り上げ、10、20日線の下
・移動平均線：10、20，25、90下向き、200日水平
・ボリンジャーバンド：バンドウォーク
・MACD：デッドクロス
・一目均衡表：基準137.0、雲の中
・上の目標値：136.9、137.0、137.2、137.5
・下の目標値：136.3、136.0

ポイント

24時間程、下降チャネルの中で動いています。
ローソク足は10日線がレジスタンスとなり陰線を付けました。
10日線が水平なのでレンジ相場を想定しており、一目均衡表の雲の中での動きになりそうです。
下落の流れがどこで止まるのか？は、最初の目標は雲の下限付近の136.3、さらに下の136付近が下限と見ています。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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