米ドル円2023年2月14日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年2月14日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜上目線＞

昨日は強いドルの動きを見せました。

物価上昇の勢いは強く、景気は底堅い印象です。

日足はしっかりと陽線を付け、132.9円付近まで、一日で1.5円以上の上昇でしたが、NY時間の後半では132.2まで戻しています。

主要因は円安であると考えています。

次期日銀総裁予定の植田氏の発言からは、市場は彼を中立的な立場と受けとめており、少なくとも（タカ派的な発言は無く）円高のシナリオは払拭されたことが、要因と見ています。

今夜は米国CPI指標の発表がありますので、場合によっては大きく流れが変わる可能性がありますので、注目してゆきましょう。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ローソクは安値切上げ上髭陽線で確定。直近最高値132.9のレジスタンス意識される
移動平均線は10、20日線が上昇しており、25日線も上向きとなりつつあり、上への流れ強い
BB+2σにタッチで、上へ開く
MACDはゴールデンクロス
上の目標値：133.0、134.0、134.2、134.7
下の目標値：131.5、131.2、130.5、130.0、129.5、129.0、128.0

ポイント

上昇三角になっています。
132.9円は強めのレジスタンスなので、何度かトライし、ぶち抜けるのかどうか？注目されます。
昨日の上昇が大きかったのでいったん何割かは調整が入り、再び上昇の流れになるのかどうか、注目しています。
ただし、本日の米CPIの結果次第と言える点もあるので、指標の結果に注目しています。
それまでは、円が弱い状況もあり、上昇の流れが強いので、押し目買いで攻める局面と考えています。

4時間足

＜上目線＞

移動平均は線は全て上昇　いわゆるパーフェクトオーダー
BBはバンドウォークし拡がり、+3σ付近でタッチし、+1σの上で推移
MACDはゴールデンクロス中
上の目標値：133.0、133.1、133.6、134.0
下の目標値：132.1、131.8、131.4、130.8、130.5、130.3、129.8

ポイント

ボリンジャーバンドがバンドウォークするほど大きく上げましたが、いったん調整され、押し目を付けると考えています。
目安としては、fiboの23.6%戻しが移動平均線10付近の132.1付近、38.2%戻しが移動平均線20付近の131.7付近、での反転があるのかどうか？確認します。
直近最高値132.9はダブルトップ形成もあり、容易には超えにくいと考え、上昇三角をイメージしています。
本日は押し目買いのスタンスです。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。これの実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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