この記事はこんな方におすすめ
- 上昇を期待したロング(買い)で早すぎるエントリーとなり高値掴みになってしまう
- 下降を期待したショート(売り)で早すぎるエントリーとなり安値掴みなってしまう
- じっと待っていられす、自分の都合でエントリーしてしまう
- 押し目があると分かっていても、とにかくエントリしなきゃ!と少し早めに入ってしまう
- ローソク足が、ぐん!と伸びると、つい追いかけてしまう
本記事のテーマ
待つことは大事だよ!と言われてもなかなか待てない方は多いと思います。
グイグイとローソク足が伸びていったら、そりゃあ追いかけたくもなりますよね?
私も初心者の頃は、そんな追っかけトレードでずいぶんと痛い目に遭ってきました。
そんな待てないトレーダにはぜひ読んでほしい内容です。
欲が増大しすぎていないか?
ボラティリティの高い相場はチャンスの宝庫。
トレードにギャンブル的な刺激をまさか求めてはいないでしょうけど、僅か数分で大きな利幅を狙える相場は誰しも魅力的に映ります。
そして、FXではクロス円※が大きなボラティリティを誇っている。
クロス円とは?
米ドル以外の通貨と日本円のペアを指します。
いわゆる掛け算通貨とも言われ、世界の基軸通貨は米ドルであるため、ポンド/円=ポンド/米ドル×米ドル/円などの図式となるため、ドルを介在したときの2国間通貨の差は、増大することが多い。このため「ボラティリティが大きい通貨」と言われる。
ボラティリティが大きいため、確かに流れに乗れれば大きな利幅を得られるわけです。
流れに逆らえば、その逆もありますね。
人間の欲望がむき出しになると期待ばかり大きくなり、無理なトレードになります。
どんどん上がっていくチャートを呆然と見逃せず、次のチャンスを待てずに、今すぐ儲けたいと、飛び乗ってしまったり、
チャートを自分に都合の良いように解釈したり、お願いトレードをしたり・・・
このように、欲望に目が絡みすぎると、相場を客観的に観れなくなり、チャートから発せられる情報への感受性が確実に低下します。
チャートはあなたの都合では動かない
トレードは心理戦のようなある種ゲーム的な側面もありますから。
心を揺さぶられる場面が、次から次へと現れます。
「ほうら、ここは良いタイミングだよ」と悪魔のささやきのような、「騙し」の場面もありますね。
ちなみに、高い確率で勝利を得たいと誰しも思うわけです。
高い勝率を得るには確率を見方にしなければならない。
確率を上げるには、様々な条件を満足する必要があります。
そんな絶好のタイミングが頻繁にあるわけでは無いです。
あなたの都合でチャートが動いているわけでは無いです。
つまりその絶好のエントリータイミングは、時間的には、少し先にあるわけです。
絶好のエントリータイミングまで待てるか?
ちなみに、負けないトレーダーというのは、相場に臆病であると言う。
つまり、ここぞというタイミングでしかエントリーしない。
だから大きな負けは無い。
大多数のトレーダは確実なシグナルが出るまで待てないと言う。
待つことは簡単ではないですが、FXトレードにおいて、待つことがどれほど大切なことか。
この事を、分かりやすくかみ砕いて教えてくれているのが、伝説のトレーダ、マーク・ワインスタインの言葉である。