米ドル円2023年2月20日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年2月20日のFX相場見通しです。

まず、週初めということで、週足から見ていきましょう。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜上目線＞

下落後の切換しの局面です。一連の下落に対してfibo38.2%戻しのポイントは移動平均線20の位置に重なりますので、大口にも意識されやすいと思いますので、直近の目標と思います。

日足

＜上目線＞

2月17日の米ドル円相場は、比較的小幅な値動きでした。

東京時間、欧州時間ではアメリカの消費者物価指数（CPI）が予想を上回った流れを継続したドル買いの動きにて、135.112（Bid）の最高値を付けました。

その後一転し、NY時間では売られ134.16円で終了。

現在は、チャートとして、ダウでは上目線であり、上昇の流れを継続しており、決済売りによる押し目を形成してくると見ています。

押し目の目安はfiboの38.2%付近、130円まで戻す可能性があります。

ファンダ要因を整理すると、今週の動きは、以下3つの要因で結果が左右されると見ています。

アメリカの連邦準備制度理事会（FRB）の金融政策：特に、インフレへの懸念が高まる中、FRBが今後の利上げを予想よりも早く実施する可能性。
日本の経済指標：今週は、1月の貿易収支や製造業PMIなどが発表。これらの数字が予想を上回ると、円高が進む可能性。
世界的なリスクオフの進展：新型コロナウイルスの感染拡大や政治的な不安定要因など、世界的なリスクオフが進展した場合、円高が進む可能性。

ちなみに、20日は米国休場です。

東京時間はゴトー日なので実需買いが入る可能性あります。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ローソク足は、前日高値134.46を135.112に更新し、上髭陽線で確定
移動平均線は10、20、25は上昇
BB+2σの下で終了
MACDはゴールデンクロス
上の目標値：135.6、136.0、136.8
下の目標値：133.8、133.0、132.9、132.0、131.5、131.2、130.8、130.2、129.5、128.1

ポイント

上昇チャネルを下抜けましたがローソク足の安値は維持、高値を切り上げましたので、上の勢いはありますが長いひげを付けたので、調整の可能性があります。

目先の目線到達感があり、いったん押し目に入ると考えています。
133.8、133円付近が目標になりそうと考えています。

押し目買い継続です。

4時間足

＜上目線＞

ダウ、高安値切上げ
移動平均線10は下、その他上昇
ローソクは、高安値切り下げ、下髭陰線、BB+1σ、10移動平均線を割り込み134円とトレンドラインでサポート
MACDは下向きになり間もなくデッドクロス
上の目標値：134.5、134.7、135.3、135.8
下の目標値：134.0、133.6、133.3、132.9、132.5、132.0

ポイント

上昇チャネルの中での動きでしたが、チャネル下限にタッチしています。
ダウ目線では、高安値切上げ、上目線ですが、目標到達感があり、下降しています。
押し目となるのか？、そのまま下落するのか？は、ネックラインでのプライスアクション次第です。

130円付近でダブルボトムを付けてそのまま上昇、またはそれを下抜けした場合は、移動平均線20付近、その下なら移動平均線25付近のネックラインである133.6、が意識されそうです。

さらに下の場合は、133.3付近のBB-2σが閉じてくるポイントまでの可能性も無きにしもあらずです。

4H足が高値切下げている間は戻り売りを仕掛けますが、下位足（1h、15min）が反転したのが確認できれば、押し目買いを仕掛けたいですね。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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