米ドル円2023年2月27日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年2月27日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜上目線＞

昨年10月に付けた最高値151.9円から、今年1月につけた最安値127.2円までの一連の下落からの戻しが、どこまで続くのか？注目されます。

週足レベルで直近は、2本連続陽性を形成し、fibo38.2%戻しのポイントである136.6付近の136.5円まで来ました。

またこのポイントは移動平均線20の位置でもあります。

次の目標は半値戻しの139.5です。

そこまではまだ値幅があると思いますが、FOMCの方針では後3回ほどの利上げ予定があると言われており、金利差が今後もさらに開いていくことを考えると、十分に現実的な数値だと考えています。

日銀次期総裁候補の植田氏の国会聴取では無難な見解を示し、早急な金利引き上げの議論は無いという印象を与えることが出来ました。

日足

＜上目線＞

NY時間には前日高値を更新する136.515（Bid）を付けました。

これは朝方のPCEデフレータの結果が予想を上回り、インフレ傾向を明確に示したことも影響していると考えます。

一日の値上げ幅は、比較的大きめの2円弱でした。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ダウは高安値切上げ
ローソク足は、先回高値135.36を136.515に切上げ、高値切上げの下髭陰線確定
移動平均線は10、20、25は上昇
一時BB+1σでサポートされ、BB+2σ付近まで上昇、下降する90日線と交差（影響は無い）
MACDはゴールデンクロス
上の目標値：135.6、136.0、136.3、136.6、137.0、137.6
下の目標値：135.6、135.1、134.2、134.0、133.2、132.9、132.3、131.2、129.8、128.8

ポイント

ローソク足の安値は切り上げれませんでしたが、長い陽線をけて上昇しています。
安値は10日線でサポートされました。
BB+2σにほぼタッチするような位置なので、BBがエクスパンションしてバンドウォークの傾向となっているため、まだまだ上昇出来そうです。

目標は雲の上限、200日線付近です。

本日も、押し目買い継続です。

4時間足

＜上目線＞

ダウ、安値切下げ、高値切上げ
移動平均線全て上
ローソク足は前3本、高安値切上げ陽線確定
MACDはゴールデンクロス
上の目標値：136.8、137.6 、
下の目標値：136.0、135.8、135.3、135.1、134.7、134.5、134.0、133.6

ポイント

直近ローソク足3本は、長い陽線を付ける急激な上昇で、ボリンジャーバンド（BB）のバンドウォークとなり、さらにBB+3σを超える136.5まで上がりました。
直近のローソク足は十字形状となり、売り買いが拮抗しています。
利確売りのため押し目を形成すると考えます。
押し目が浅い場合は、BB+2σでサポートされ、深い場合はBB+1σ（135.7～8）、135.5付近まで調整が入ると思われます。

本日は押し目買いの方針です。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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