米ドル円2023年2月6日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年2月6日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜長期：下目線、短期：上目線＞

下降チャネルで動いてきましたが、上抜けています。

上の目標は、10平均線の132.4付近、さらに過去の水平線139.3付近までの余地があります。

これは、fiboの半値戻しのポイントと合致します。またここは、一目均衡表の基準位置です。

日足

＜長期：下目線、短期：上目線＞

金曜日はドル円、爆上げしましたね！

NY時間の米国雇用統計のNFP（非農業者部門）雇用者数が51.7万人、と予想の19万人を遥かに超えた数値に！

これにより、今後の金融引き締めが簡単には緩められない状況と受け止められ、一気に131.199（bidの）の高値を付けました。

1日で約2.7円も上げる結果に。

始値と終値が、きれいにBBの-1σ～+1σの間に収まりました。

これにより、直近の最安値128.1付近の起点となる130.5のレジスタンスを、軽く上抜け、目線が上に変わりました。

MACDも、ゼロラインを超えてきましたね。終値はぴったりBBの1σで止まった形です。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン：ボックス
・ダウ位置：安値切下げ、高値切り上げ
・ローソク足：安値切下げ、高値切り上げ（確定足）
・移動平均線：10上向＆20とクロス、20・25水平、90下向、200水平
・ボリンジャーバンド：スクイーズ
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準130.9、下降雲の下
・上の目標値：131.3、132.0、132.4、132.7、133.0、133.7
・下の目標値：130.5、129.8、129.5、128.8、128.1、127.5、127.2

ポイント

ここ3日間の下げを全てチャラにし、8日前の高値付近まで到達しました。
1日の値幅としてはBB±1σ幅なので、テクニカルは機能していますね。
+1σに到達したので、いったんは調整が入り、下がったのちに、再び上昇を試す動きになりそうだと考えています。
大きく戻した場合は、半値戻しとなる、129.8付近までの可能性も有ります。
この付近は10、20日線もあるので、サポートされると見ています。
世界も注目する、日銀の次期総裁選びの結果で、市場の判断が分かれるかと思いますので、注目して行きましょう。
目標となる上値余地は、134円付近と考えています。

4時間足

＜上目線+＞

・チャートパターン：上昇チャネル
・ダウ位置：安値切下げ、高値切り上げ
・ローソク足：高安値切上げ陽線（確定足）
・移動平均線：10が20、25、90を上クロス、各上向き
・ボリンジャーバンド：エクスパンション
・MACD：ゴールデンクロス
・一目均衡表：基準129.6、雲の上
・上の目標値：131.3、131.4、131.9、132.5
・下の目標値：130.5、130.4、129.2、129.0、128.5、128.0、127.5、127.2

ポイント

ボリンジャーバンドがエクスパンションしています。
バンドウォークになる可能性もあります。
チャネルラインの中で動き続けるのは、流石に厳しいかもしれませんが、どこまでこ上がれるのか？注目です。

東京時間は窓開けで始まりましたが、いったんBB+2σ付近まで戻すと思われます。
押し目買いで攻めたいです。
しかし、先週の大幅上昇の後であり、しっかりと売りも出ると思いますので、引き付けたトレードをしたいですね。

◆

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。
上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。
ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。
そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らすのか？がポイントです。
すぐには出来ないかもしれませんが、トレーニングあるのみです。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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