米ドル円2023年3月10日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年3月10日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜上目線＞

昨日のドル円の動きは、東京時間から売り優勢でした。

欧州時間に入り135.94の底値を打ち戻りを試す動きを見せたものの、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことから、労働市場不足減少の緩和→景気過熱の緩和の図式が形成され、ドル売り優勢の展開でした。

チャートでは上は137.2がレジスタンスとなり、BB+1σを割り込んだことからその下の10日線付近とトレンドラインでサポートされた形になりました。

200日線を超えるには、もう一段の勢いが必要となりそうです。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ダウ、高安値切上げ
ローソク足、高値切下げ陰線確定
短期移動平均線、10水平、他上向
ローソクは一目均衡表の雲の上
MACD、ゴールデンクロス（横ばい）
上の目標値：137.2、137.6、137.9、138.0
下の目標値：135.6、135.1、134.7、134.2

ポイント

市場は本日の米雇用統計、日銀決定会合を確認したいと思われ、一方的にドル高になる可能性は低いと見ています。
特に本日の日銀政策金利決定会合は表向きには変更無しと伝わっていますが、サプライズの可能性も有りますので、警戒すべきです。
本日は136.1～136.9の中での動きを考えています。
日足の10日線でサポートされれば、戻りを試すと考え、押し目買いを検討します。

4時間足

＜上目線＞

ダウ、高安値切下げ
移動平均線、10下向、20・25上向
ローソク足；安値切り上げ、高値切下げ陰線確定
MACD、デッドクロス
上の目標値：136.6、136.9、137.3、137.6、137.9
下の目標値：135.9、135.8、135.5、135.3

ポイント

深めの押し目となりましたが、直近の最高値の起点135.5を割り込んでいないため、目線は上と考えています。
BB-1σでサポートされれば徐々に上げてくる可能性あります。
雲の上限がレジスタンスになる可能性もあり、超えれば移動平均線20のある136.6が直近の目標です。

超えれなければ雲の中でのレンジと想定。
136.6を超えてくると137.3付近が次の目標と考えています。
15分足でのBBスクイーズ後の伸び方向次第ですが、基本的に押し目買いのスタンスです。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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