米ドル円2023年3月2日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

昨日は欧州時間で売られる傾向で、135.25（以下Bid）まで下がりました。

その後若干持ち直すも、現在は136円前半で動いています。

米10年債利回りが4%を超える場面があり高止まりしているので、ドル円の上昇材料にはなっているでしょう。

今夜も米新規失業保険申請件数の指標発表があるので、動きがあると思います。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ダウは、高安値切上げ
高安値切り下げ
移動平均線は10、20、25は上昇
一目均衡表の雲の上
MACDはゴールデンクロス
上の目標値：136.5、137.0、137.2、137.6
下の目標値：135.6、135.1、134.7、134.2、133.3

ポイント

高安値切り下げていますので、押し目を付けてきそうです。
目先の下の目標は、fibo23.6%のある、135.1～135.2付近です。
さらに調整が進むと一目均衡のある134.7付近までの調整も考えられます。
（トレンドラインでサポート）
チャートとしては三角保ち合いとなってきており、135.2～136.5の範囲で動くと見ています。
下位足の動きに注目していきましょう。
本日も、押し目買い継続します。

4時間足

ダウ、高安値切下げ
移動平均線、10は水平、他は上
高安値切上げ陽線確定
MACDはデッドクロス、下向き
上の目標値：136.5、136.9、137.6
下の目標値：135.8、135.5、135.3、135.1、134.7

ポイント

三角保ち合いの動きです。
BB-2σからの戻りを試しています。
ダウ目線では高値切り下げていますので、上がりにくくなっています。
移動平均線20を超えれるかどうかが節目になります。
超え、移動平均線10が20を上抜けてくると上昇への流れになります。
超えれないと、再びBBの-2σ～-3σまで下げてからの上昇を目指す動きとなる可能性があります。
BBがスクイーズからエクスパンションへ移るタイミングに乗れるといいですね。
現時点では押し目買いを検討します。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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