米ドル円2023年3月20日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年3月20日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

金曜日の米雇用統計を受けドル売りが強まりました。

非農業部門雇用者数（ＮＦＰ）は31.1万人で予想の22.5万人を前回比較で上回ったのですが、伸びとしては鈍化したためであると考えられます。

先週は米金融市場への不信感もあり、ドルが売られる傾向に。

しばらく上値の重い傾向で荒い値動きとなりそうです。

今週のイベントは米FOMCの政策金利目標発表に注目です。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

週足

＜下目線＞

上の目標値：134.6、133.6、133.0
下の目標値：130.0、127.2

ポイント

2週連続で高安値切り下げの陰線を形成、特に先週の下落幅は大きく流れは継続すると考えます。
短期移動平均線を下抜けており、目標はBB-1σ、直近最安値が-2σ付近と見られ、127円台の可能性あります。

日足

＜下目線＞

上の目標値：132.7、133.8、134.2、134.7
下の目標値：131.5、131.2、130.5

ポイント

10日線が20日線をデッドクロスし下落の勢いが加速しています。
金曜日の下落幅が大きくBB-2σを下抜けする強い下降となりました。
バンドウォークとなるのか反発して戻りを試すのか注目です。
軽く下抜けしたことを考えるとすぐに反発とは行かない可能性があります。
下の目標はichimokuの雲の下限付近。
下降三角の中での動きを想定。
直近の最安値128付近までの下落は想定しておきたい。

4時間足

＜下目線＞

上の目標値：132.5、133.1、133.6
下の目標値：131.5、130.8

ポイント

下の流れが継続しており、20SMAの下でローソク足が動きやすくなっています。
現在BB-2σ付近であり、10EMA、20SMA付近まで戻す可能性はありますが伸びきれないと思います。
よって戻り売りを仕掛けていきます。

1時間足

＜下目線＞

ポイント

BB-2σにタッチして戻りを試しています。
下向きの移動平均線10EMAがレジスタンスになる可能性があり超えにくくなっています。
もし上抜けてくれば、移動平均線20SMA付近までは上げてくる可能性ありです。
3本の移動平均線（10,20,25）が下降中であり、下の流れに従ったほうがよさそうです。
短期足で買いの場合、早めに決済します。
流れが変わるまでは、戻り売りを検討します。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。
その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！