相場分析

米ドル円2023年5月1のFX相場見通し

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この記事の内容

この記事は、FX(外国為替証拠金取引)の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード~スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論グランビルの法則ボリンジャーバンドMACD一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

  1. 6面チャート:左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
  2. BB(ボリンジャーバンド20日、赤紫)、1σ(黄点)、2σ(黄太)、3σ(黄太)
  3. 一目均衡表基準(黄破線)
  4. 移動平均線:10EMA(白)、25SMA(細黄)90SMA(青)、200SMA(緑破線)
  5. 平均足:1分足、5分足、15分足(いずれも騙しの少ないオリジナル)
  6. オシレータ:MACD(オリジナル)、RCI(1分足、5分足のみ)

おはようございます。 米ドル円2023年5月1日のFX相場見通しです。

<USDJPY>

週足

画像クリックで拡大

<上目線>



  • 上の目標値:137.9、139.3
  • 下の目標値:135.1、134.7、133.7、132.8、129.6


ポイント

米経済指標では比較的堅調な結果を見せる場面がある一方で、日銀の金融緩和は継続されるとの発表で、植田日銀最初の金融政策決定会合では、判断には1年程度のレビュー期間を設けるということで、早急な変化は起こさないとのコメントにて、市場に安心感が広がり、ドルの買いも継続されたと見ています。
ローソク足も大幅上昇となり、高値を更新し、ボリンジャーバンド(BB)+1σを上抜けしてきました。
目指すポイントは、先回高値137.9付近と見ています。

日足

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<上目線>



  • 上の目標値:135.6、136.9、137.1、137.6
  • 下の目標値:135.8、135.6、134.7、134.2、133.4、132.9


ポイント

一日で約3円強の値幅の動きとなり、長い下髭陽線となり、BB+2σを上抜けし+3σに迫る上昇を見せることで、直近高値135.1を余裕で超えてきました。
200日線が目前に迫り137円超えも視野に入ってきました。
さらに先回の最高値137.9も見えてきました。
これにより、上昇トレンドラインを上抜けしているため、上昇の流れにはずみが付きそうです。
週明けは、この上げにより利益確定売りが出ると思われます。
135.6、135.1、134.7付近までの押し目も想定しておいた方がよさそうです。

4時間足

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<上目線>



  • 上の目標値:136.8、137.0、137.6
  • 下の目標値:136.0、135.8、135.3、135.1、134.7、134.5、134.1、133.5


ポイント

ローソク足の4連続高値切上げ約3円の上昇でした。10EMAが20SMAをゴールデンクロス後の上昇の勢いが強かったです。
結果、移動平均線のパーフェクトオーダとなり、BBの+2σ~+3σ間でのバンドウォークでしたが、+2σを割り込みそうです。
また、1個前のローソクは、長い上髭十字線、直近は高値切下げ、安値切上げの保ち合いとなり、上昇は小休止しています。
現在、再び高値切り上げるのか?の分岐点です。
ちなみに、2本連続長い上髭を付けたこと、上値が重くなってきていることから、利益確定売りが出来る可能性が高まっています。
押し目として、一連の上昇のfibo38.2%戻しのポイントである10EMA付近が考えられます。
そこは、135.1の直近、最高値ポイントです。
さらに深い場合は、134.7付近。
大きな上昇の後であり、売りが得意なトレーダと押し目買いの得意なトレーダのいずれも勝負に出て来るでしょう。

FXの上達には?

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、(リスクリワードの期待できない)無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。 その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる!次にそれを克服するためのトレーニング(学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA)を行う。

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように!

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今週の経済指標・要人発言

05/01(月)

  • --:-- [イギリス] 休場
  • 14:00 [日本] 4月消費者態度指数・一般世帯
  • 22:45 [米国] 4月製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • 23:00 [米国] 4月ISM製造業景況指数
  • 23:00 [米国] 3月建設支出(前月比)

05/02(火)

  • --:-- [米国] 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
  • 15:00 [イギリス] 4月ネーションワイド住宅価格(前月比)
  • 17:00 [ユーロ] 4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 17:30 [イギリス] 4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 18:00 [ユーロ] 4月消費者物価指数(HICP)
  • 23:00 [米国] 3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
  • 23:00 [米国] 3月製造業新規受注(前月比)

05/03(水)

  • --:-- [日本] 休場
  • 18:00 [ユーロ] 3月失業率
  • 20:00 [米国] MBA住宅ローン申請指数(前週比)
  • 21:15 [米国] 4月ADP雇用統計(前月比)
  • 22:45 [米国] 4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 22:45 [米国] 4月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値
  • 23:00 [米国] 4月ISM非製造業景況指数(総合)
  • 27:00 [米国] 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
  • 27:30 [米国] パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

05/04(木)

  • --:-- [日本] 休場
  • 17:00 [ユーロ] 4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 17:30 [イギリス] 3月マネーサプライM4
  • 17:30 [イギリス] 4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 17:30 [イギリス] 3月消費者信用残高
  • 18:00 [ユーロ] 3月卸売物価指数(PPI
  • 20:30 [米国] 4月チャレンジャー人員削減数(前年比)
  • 21:15 [ユーロ] 欧州中央銀行(ECB)政策金利
  • 21:30 [米国] 4-6月期四半期単位労働コスト・速報値(前期比年率)
  • 21:30 [米国] 4-6月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)
  • 21:30 [米国] 前週分失業保険継続受給者数
  • 21:30 [米国] 3月貿易収支
  • 21:30 [米国] 前週分新規失業保険申請件数
  • 21:45 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

05/05(金)

  • --:-- [日本] 休場
  • 17:30 [イギリス] 4月建設業購買担当者景気指数(PMI)
  • 18:00 [ユーロ] 3月小売売上高
  • 21:30 [米国] 4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
  • 21:30 [米国] 4月失業率
  • 21:30 [米国] 4月平均時給
  • 28:00 [米国] 3月消費者信用残高(前月比)

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メモ

上記のコメントはあくまで私の個人的見解です。
FXの売買はリスクを伴いますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。

翼の利用している、FX口座の一つがDMM FXです。というのも、無償提供されるチャートツールの水平線描画などチャートツールはかなり使いやすいです。

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チャートでマルチタイムフレームを意識することの重要性

チャートは小刻みな波が少し大きな波を形成し、やがてさらに大きな波を形成していきます。まるで量子力学で語られるように非常にミクロな世界からマクロな世界までつながっている、フラクタルな構造と言えます。

また、大きな時間足になるほど大きな資金が動いていると言われます。つまり上位足の流れには逆らえないということです。

相場参加者により、トレードする時間軸が異なるため、複雑な動きをしますが、出来るだけ複数時間軸の動きが合致するゾーンでのトレードが、優位であると言えます。

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trader_tsubasa

兼業投資家。企業人。組織に依存せずとも生きていける様々な道筋を作っています。このブログはFXを始めた頃の自分が知りたかったことを書いています。技術職であるトレーダに必要な心得、心理、技術などを備忘録として書きます。また、今の本業であなたの価値を上げる方法も述べます。FX初心者の方を全力応援致します。

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