米ドル円2023年5月22のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

米ドル円2023年5月22のFX相場見通しをお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜上目線＞

上の節目：139.0、139.3、139.6、140.1、142.0、142.5
下の節目：137.9、136.6、、134.8、133.0、130.5

ポイント

先週は大きく伸び、先回高値137.9付近で終値が確定しました。
これでトリプルトップとなり、節目付近での3回目のトライを行っています。
ここからこのレジスタンスを抜けてこれるのか？注目です。
週後半で米債務上限問題について米政府と議会共和党の協議で、協議中断となったことで、同問題への警戒感が強まりました。
そんな関係もあり、すんなりドルが買われる動きになりつらい状況もありました。
さてチャート上ではBBがエクスパンションを開始しており、上昇が継続できるのか注目が集まります。

日足

＜上目線＞

上の節目：139.0、139.3、139.6、140.1、141.7
下の節目：137.9、137.2、136.5、135.6、135.4、135.1、134.2、133.7

ポイント

先週金曜日は最高値を更新することが出来ず、138.7付近でWトップを形成して落ちてきました。
しかし安値は前日の安値を割っておらず、安値はチャネルの下限サポートされているため、上昇の勢いも残っています。方向性が変わったとは言い辛いです。

今週は再び安値を切りあがてゆけるのか？高値更新にチャレンジするのか？注目してゆきます。
今後、200日線、BB+1σがサポートラインとなるのか、見てゆきます。

4時間足

＜下目線＞

上の節目：138.4、138.8、139.6
下の節目：137.6、137.0、136.8、136.5、135.7

ポイント

Wトップ形成後、高値切下げ、方向転換してきています。
10EMAの下に入りましたので、これがレジスタンスとなり、上がりにくくなる可能性があります。
10EMAを上にブレイク出来れば、再び先回高値付近を目指す動きも考えられます。
上げれないと20SMA付近（137.6）まで、さらに先回のネックライン137.2付近までの調整が考えられます。
直近で確定したローソク足が、前のローソク足の安値を切り上げていることから、20SMAでサポートされるのか？注目します。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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