米ドル円2023年6月1のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

米ドル円2023年6月1のFX相場見通しをお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

上の節目：139.7、140.3、140.9
下の節目：138.8、138.2、137.6

ポイント

日足は調整・下降の流れになっています。
それは高値切下げ、上髭、安値切下げから明かです。
しかし10日線付近でレート低下の速度は鈍化してきていますので、10日線でサポートされる可能性も考えられます。
要因として、FRBの6月利上げを見送る可能性が高まったこと、と考えます。
米FedWatchによると、利上げしない確率が73.6%に高まっています。
背景として、ジェファーゾンFRB理事とハーカー・フィラデルフィア連銀総裁の発言があり、いずれも6月利上げを見送るべき、との考えが示された。

この数値はFRB議員の発言などで変わりますので最後まで分かりませんが。
しかし本日～FRB会合の6/14までは発言しない期間に入りますので、材料視されたのでしょう。
一方、米経済指標は全く悪くなっていないので、あと一回くらいは利上げすべきとのタカ派も根強いですね。
金利効果は遅れてやってきますので。

さて、6月に入りました。
日足のチャートは下降してきましたが、節目が近いと思われここから反転できるのか、さらにもう一段下のトレンドライン付近、までの下落を目指すのか？注目してゆきましょう。

日足が15分足以下のチャートと異なる点は、大口のターゲットに連動していることです。
流れを形成するのも日足以上でしょう。

日足の一つ一つにダウ理論を適用することが可能です。

◆

あなたは自分の分析を信頼することが出来ますか？

信頼して最初に設定したルールに従い、目標レートまで保持できますか？

トレードのたびに、基準が変更されていませんか？

目先のレートの動きに翻弄されていませんか？

確率論に従った結果を出すためにはトレード方針がぶれないことが大切です。

検証ができていますか？

トレーニングしていますか？

考えたことが考えた通りに実行できるように・・・

スポーツに似ているのかもしれません。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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