米ドル円2023年6月6のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

米ドル円2023年6月6のFX相場見通しをお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜上目線＞

4時間足

＜下目線＞

上の節目

日足：140.0、140.4、140.9、141.7、142.4
4時間足：140.0、140.2、140.4、140.5、140.7

下の節目

日足：138.8、138.2、137.9、137.6、137.2、136.9
4時間足：139.1、138.8、138.6、138.4

ポイント

先週末の米雇用統計の好調な結果を受け週明けも上値を試す展開でしたが、昨夜の米ISM指数が50.3となり目安の50付近まで低下。
期待を下回る結果となり、ドルが売られる展開になっています。
また、FOMCの利上げ関する予測サイト（FedWatch）では利上げの据え置き確率が84.5%になるなど、金利上昇をいったん休止させ様子見を図る動き（7月に上げる確率が上昇）と見ています。

日足チャートでは10日線付近に来ていますので、ここでサポートとされるのか、さらにその下のトレンドラインでサポートされるのか、注目しています。
日足は安値切上げの動きとなっているので、前日の安値を下回らない限りは、目線は上と考えています。目先140.4の水平線を超えるのはやや難しそうだと考えています。

4時間足については先週末の雇用統計以降、戻りを試してきましたが、昨夜の米ISM指数後ずっと陰線となっており、現在のレートが半値戻しのポイントに来ています。139.4付近がそのポイントですが、ここで反転出来ないと大きく落とされる可能性があります。
そのポイントはichimokuの基準位置でもあるため、サポートされるのか注目しています。

fibo61.8%が139.1となりますが、ここでサポートされなければ、押し目買いは出来ないと考えます。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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