相場分析

米ドル円、FX為替見通し_2023年7月17日

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この記事の内容

この記事は、FX(外国為替証拠金取引)の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード~スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論グランビルの法則ボリンジャーバンドMACD一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

  1. 6面チャート:左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
  2. BB(ボリンジャーバンド20日、赤紫)、1σ(黄点)、2σ(黄太)、3σ(黄太)
  3. 一目均衡表基準(黄破線)
  4. 移動平均線:10EMA(白)、25SMA(細黄)90SMA(青)、200SMA(緑破線)
  5. 平均足:1分足、5分足、15分足(いずれも騙しの少ないオリジナル)
  6. オシレータ:MACD(オリジナル)、RCI(1分足、5分足のみ)

米ドル円2023年月17日のFX為替相場見通しをお届けします。

<USDJPY>

週足

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<下目線>



日足

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<下目線>



4時間足

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<上目線>



上の節目

  • 週足:139.3、140.3、142.3、144.0、145.0
  • 日足:139.3、140.3、140.9、141.2、141.7、142.4
  • 4時間足:139.1、139.4、139.6、139.8、140.2、140.4、140.8、141.2

下の節目

  • 週足:137.9、137.0、136.2、135.5
  • 日足:138.4、137.9、137.6、137.1、136.9、136.5
  • 4時間足:138.4、138.1、137.9、137.6、137.2、137.0


ポイント

先週は、米雇用統計、CPI指標が低下し下落しましたが、週末のミシガン大消費者信頼感指数が強い結果となったことで、反転・ドルの買戻しが入り、日足の陽線確定、週足は長い下髭陰線で確定。
結果的に、週足は綺麗に20MAで反発

 

しかし、週足の大きな流れは下落基調であることは変わらず、今後年初からの上昇の半値戻しの136.2付近(ichimokuの基準でもある)までの調整は十分あり得ます。
また長期トレーダがよく見る25MAも同じポイントであることから意識されそうです。


日足では、前日ブログの予想通り、200日線付近の137.2で反発
しかし日足の上髭陽線から一定の売り圧力もあり、一旦は拮抗の可能性有りです。
レートでは直近の最安値の起点145円から急下落した割安感もあり、fibo38.2%戻しで140円付近、半値戻しで、141.2は意識されるポイント。
ここは10日線もありますから。
売るならそのあたりか。
もう少し戻すと、25日線付近の142円付近。
下がっても必ず一定の戻しがあり、戻り売りのタイミングを見計らう必要あります。
エントリするなら、M5~M15で、下降を確認してから。

 

4時間足ではヘッドアルドショルダを付け高値切下げたので、再び売りに転ずるのか?注目。
しかし145円から137円までの急落の反動で割安感もあるため、戻しの可能性あり。
10MAでサポートされると上昇の可能性あるので、単純な戻り売りは慎重に。
横ばいでもみ合った後に上昇の可能性もありそう。
今後の経済指標の結果に注目してゆきましょう。

私なら反転ポイントは、日足・週足を重視します。

 

FXの上達には?

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、(リスクリワードの期待できない)無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。 その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる!次にそれを克服するためのトレーニング(学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA)を行う。

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように!

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今週の経済指標(欧米)_★★★以上 20230717~

07/17(月)

  • 19:00 [ユーロ] 準備資産総額 ★★★

07/18(火)

  • 13:30 [日本] 第3次産業活動指数 原数値 ★★★
  • 21:30 [米国] 小売売上高 (前月比) ★★★
  • 22:15 [米国] 鉱工業生産 (前月比) ★★★

07/19(水)

  • 08:00 [日本] NON MANUFACTURERS INDEX ★★★
  • 15:00 [イギリス] CPI (前年比) ★★★
  • 18:00 [ユーロ] CPI 改定値 (前月比) ★★★
  • 18:00 [ユーロ] CPI 改定値 (前年比) ★★★
  • 21:30 [米国] 住宅着工件数 ★★★

07/20(木)

  • 08:50 [日本] 輸出 (前年比) ★★★
  • 08:50 [日本] 輸入 (前年比) ★★★
  • 08:50 [日本] 貿易収支 ★★★
  • 21:30 [米国] 新規失業保険申請件数 ★★★
  • 21:30 [米国] フィラデルフィア連銀業況指数 ★★★
  • 23:00 [米国] 中古住宅販売戸数 ★★★
  • 23:00 [ユーロ] 消費者信頼感指数 速報値 ★★★

07/21(金)

  • 08:30 [日本] 全国コア CPI (前年比) ★★★
  • 08:30 [日本] 全国 CPI 総合 (前年比) ★★★
  • 15:00 [イギリス] 小売売上高 除燃料 (前月比) ★★★
  • 15:00 [イギリス] 小売売上高 (前年比) ★★★
  • 15:00 [イギリス] 小売売上高 (前月比) ★★★

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メモ

上記のコメントはあくまで私の個人的見解です。
FXの売買はリスクを伴いますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。

翼の利用している、FX口座の一つがDMM FXです。というのも、無償提供されるチャートツールの水平線描画などチャートツールはかなり使いやすいです。

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チャートでマルチタイムフレームを意識することの重要性

チャートは小刻みな波が少し大きな波を形成し、やがてさらに大きな波を形成していきます。まるで量子力学で語られるように非常にミクロな世界からマクロな世界までつながっている、フラクタルな構造と言えます。

また、大きな時間足になるほど大きな資金が動いていると言われます。つまり上位足の流れには逆らえないということです。

相場参加者により、トレードする時間軸が異なるため、複雑な動きをしますが、出来るだけ複数時間軸の動きが合致するゾーンでのトレードが、優位であると言えます。

画像に表示しているMTF(マルチタイムフレームチャート)はヒロセ系列であるJFXのオリジナルMT4チャートです。

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trader_tsubasa

兼業投資家。企業人。組織に依存せずとも生きていける様々な道筋を作っています。このブログはFXを始めた頃の自分が知りたかったことを書いています。技術職であるトレーダに必要な心得、心理、技術などを備忘録として書きます。また、今の本業であなたの価値を上げる方法も述べます。FX初心者の方を全力応援致します。

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