米ドル円、FX為替見通し_2024年08月6日

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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米ドル円、本日の「FX為替相場見通し」をお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜下目線＞

日足

＜下目線＞

4時間足

＜下目線＞

考察

ポイント

昨日は日本株、米国株ともに大暴落となりました。この影響は主に金融政策によるところの要因も1つあります。

ドル円については、金融政策と言うよりも、米国のリセッションに対してやや過剰に反応されている面はあるかもしれません。

チャートで言いますと、週足の上昇の起点である。140.2円付近までは下がる可能性がありますので、注意が必要ですね。

その水平線がレジスタンスとなり、上昇できれば良いのですが、もし下抜けた場合は大きく下落する可能性があるので、もう1段注意が必要です。

昨日、日本株が大きく売られた理由としては、米国のリセッション確率が上がっていることです。

リセッションとは、景気後退を意味します。

その確率は25%程度と言われていますが、それにより株式のようなリスクオン資産から、債権やコモディティ(原油や小麦などのような商品先物市場のことです)のようなリスクオフ資産へ資金が移動しています。

米国は来年度にかけて、今後9回程度の利下げを予定していますが、日銀の金融政策の利上げが既に0.25%で決定、さらに植田総裁のタカ派的な発言により、今後0.5%の利上げが見込まれていることにより、日米金利差が縮小傾向にあると言う事は、為替の面で考えても以前ほど外国人特に米国人から見た場合、日本株が魅力的ではなくなったということですね。現時点ですけども。

米国経済指標が徐々に悪化傾向にあると言う事は、経済指標からも明らかであり、それに伴った米国株の急落ということで、米国人の資産が目減りしていると言うこともあるのかもしれません。

逆に言うと日本株に投資していた米国人投資家は大きな損失を被ったということです。外国人のいわゆるパニック売りと言うもので大きく下げたと言うことになりますね。

では、日本景気がそこまで悪いか、日本企業の決算がそこまで悪いかと言うと、そういうわけではありませんので、下がり切ったことで買い増すチャンスと言えるかもしれません。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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