相場分析

米ドル円2022年12月5日のFX相場見通し

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この記事の内容

この記事は、FX(外国為替証拠金取引)の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード~スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

テクニカル分析である、ダウ理論グランビルの法則ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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チャートの概要

  1. 6面チャート:左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
  2. BB(ボリンジャーバンド20本、赤紫)、1σ(黄点)、2σ(黄太)、3σ(黄太)
  3. 一目均衡表基準(黄破線)
  4. 移動平均線:10MA(白)、25MA(細黄)90MA(青)、200MA(緑破線)
  5. 平均足:1分足、5分足(騙し回避ロジック付オリジナル)
  6. オシレータ:MACD(オリジナル)、RCI(1分足、5分足のみ)

米ドル円2022年12月5日のFX相場見通しです。

<USDJPY>

日足

<下目線>



先週金曜日は、ドル売り継続の動きが加速し、133円台と、日足の200日も少し割り込み、下髭陰線となりました。
米国雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)は26.3万人増と、予想の20万人増を上回り、景気の加熱の勢いによる、金融引き締め感からか、ドルが一時的に買われるも、その後は再びドル売りの動きで終了でした。
ここで底値を打った、と考えるのはまだ時期尚早ですね。
それでは、本日もチャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン:下降チャネル
・ダウ位置:高値切り下げ、安値切り下げ(画面上で黄色と緑でマーキング)
・ローソク足:高値、安値切り下げ陰線
・移動平均線:10、20、25日線が下降パーフェクトオーダ、10、20、25日線が90日線をデッドクロス
・ボリンジャーバンド:エクスパンション
・MACD:デッドクロス
・一目均衡表との関係:基準141.2、雲は上向き
・上の目標値:135.5、136.0、137.6 
・下の目標値:133.6、133.1、133.0、132.0、131.4、131.0

ポイント

下目線は継続です。
BBがスクイーズしかけて再びエクスパンションしています。

-2σでの反発も少なかったため、さらに下に目標があると思われます。

3月前半からの上昇~10月の最高値(151.9)までのフィボナッチリトレースメントでは、50%となる131円付近が、当面の目標と考えています。



4時間足

<下目線>



・チャートパターン:下降チャネル
・ダウ位置:高値切り下げ、安値切り下げ(画面上で黄色と緑でマーキング)
・ローソク足:2本連続高値・安値切り下げ、10日線の下
・移動平均線:10、20、25、90,200日線全て下降の、パーフェクトオーダ
・ボリンジャーバンド:エクスパンション、バンドウォーク
・MACD:デッドクロス
・一目均衡表との関係:基準136.76、雲は139.1付近
・上の目標値:134.7、135.3、135.8、136.0、136.7
・下の目標値:133.6、133.2、133.0、132.5

ポイント

下目線です。雇用統計で上げましたが、再び下を目指しています。
安値更新も想定しておきましょう。
戻り売りで攻めたいと考えます。


1時間足

<下目線>



・チャートパターン:下降チャネル(更新)
・ダウ位置:高値切り上げ、安値切り下げ(画面上で黄色と緑でマーキング)
・ローソク足:6本高値切り下げ、4本安値切り下げ、10日線の下
・移動平均線:10、20、25、90、200全て下向きのパーフェクトオーダ
・ボリンジャーバンド:エクスパンション
・MACD:ゴールデンクロス
・一目均衡表との関係:基準134.8、雲下限136.6
・上の目標値:134.9、135.2、135.9
・下の目標値:133.6、133.0

ポイント

ダウの高値が切り上げ、一時的に目線が上になりましたが、現在は、高値切り上げ前の位置にローソク位置があること、安値は切り上げていないので、全体の流れは下です。
今後再び、先回の最安値133.6を目指してゆく動きになるのか、安値切り上げとなるのか?ローソクの確定足に注目していきましょう。


トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように!

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経済指標など

2022年12月05日(月)

  • 18:00 ユーロ・非製造業PMI(購買担当者景気指数)(確報値) 11月
  • 18:30 英国・非製造業PMI(確報・購買担当者景気指数) 11月
  • 19:00 ユーロ・小売売上高 10月
  • 23:45 アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 11月

2022年12月06日(火)

  • 00:00 アメリカ・製造業新規受注 10月
  • 00:00 アメリカ・耐久財受注(確報値) 10月
  • 00:00 アメリカ・ISM非製造業景気指数 11月

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メモ

上記のコメントはあくまで私の個人的見解です。
FXの売買はリスクを伴いますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。

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チャートでマルチタイムフレームを意識することの重要性

チャートは小刻みな波が少し大きな波を形成し、やがてさらに大きな波を形成していきます。まるで量子力学で語られるように非常にミクロな世界からマクロな世界までつながっている、フラクタルな構造と言えます。

また、大きな時間足になるほど大きな資金が動いていると言われます。つまり上位足の流れには逆らえないということです。

相場参加者により、トレードする時間軸が異なるため、複雑な動きをしますが、出来るだけ複数時間軸の動きが合致するゾーンでのトレードが、優位であると言えます。

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兼業投資家。企業人。組織に依存せずとも生きていける様々な道筋を作っています。このブログはFXを始めた頃の自分が知りたかったことを書いています。技術職であるトレーダに必要な心得、心理、技術などを備忘録として書きます。また、今の本業であなたの価値を上げる方法も述べます。FX初心者の方を全力応援致します。

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