相場分析

米ドル円2023年1月30日のFX相場見通し

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この記事の内容

この記事は、FX(外国為替証拠金取引)の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード~スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

テクニカル分析である、ダウ理論グランビルの法則ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

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チャートの概要

  1. 6面チャート:左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
  2. BB(ボリンジャーバンド20日、赤紫)、1σ(黄点)、2σ(黄太)、3σ(黄太)
  3. 一目均衡表基準(黄破線)
  4. 移動平均線:10EMA(白)、25SMA(細黄)90SMA(青)、200SMA(緑破線)
  5. 平均足:1分足、5分足、15分足(いずれも騙しの少ないオリジナル)
  6. オシレータ:MACD(オリジナル)、RCI(1分足、5分足のみ)

来週の、米ドル円2023年1月30日のFX相場見通しを見ていきましょう。

<USDJPY>

週足

<下目線>



下降チャネルですが、下降トレンドラインを上抜けしています。

ただし長い上髭なので下降する可能性もあります。

上昇する場合はBB-1σが目標となりそうです。

つまり、BB-1σが延長されるポイントと、雲の上限、上髭の先端は全て130.9と一致し、これが意識されたポイントになったのでしょう。

日足

<長期:下目線、短期:レンジ>



先週金曜日は、三角保ち合い的な動きでした。

東京時間では130.269(以下Bid)付近まで上昇し、4h、1hのBB+1σ付近をピークに欧州時間まで下降し、NY時間に最安値129.557を付け少し戻して129.855で終了。

これは、レンジの中心帯が、ほぼ日足の10日線付近です。

最安値の120.9は過去に意識されたサポート帯ですね。

来週、FOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会、英中銀金融政策会合と欧米が揃ってイベントを控えており、大きな動きに対しては、警戒感が出ていると思います。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

・チャートパターン:三角保ち合い
・ダウ位置:高値切下げ、安値切上げ(黄・緑)
・ローソク足:高値切下げ安値切上げ下髭陰線(確定足)10日線付近、20日の下
・移動平均線:10水平、20、25、90下向、200上向
・ボリンジャーバンド:スクイーズ
・MACD:ゴールデンクロス
・一目均衡表:基準131.0、水平雲の下
・上の目標値:130.3、130.5、131.0、131.3、132.0、132.7、133.0、134.2、134.7、135.2
・下の目標値:129.5、128.8、128.5、128.0、127.5、127.2、125.5

ポイント

下降している20日線を超えることが出来ず、陰線を付けています。
下は129.5のラインでサポートされました。
10日線は水平であり、三角保ち合いであり、これは、来週水曜の指標待ちとも考えられます。
ボックス相場の可能性があり、上は130.56、下は129.5です。
トレンドラインをどちらかにブレイクできるのか?、注目します。

4時間足

<レンジ>



・チャートパターン:三角保ち合い(ペナント)
・ダウ位置:高値切下げ、安値切上げ(黄・緑)
・ローソク足:高値切下げ、安値切上げ陰線(確定足)、10、20日付近
・移動平均線:10水平、20、25、90、200下向、10が20の下
・ボリンジャーバンド:スクイーズ
・MACD:ゴールデンクロス
・一目均衡表:基準130.0、雲の中
・上の目標値:130.0、130.2、130.5、130.6、130.8
・下の目標値:129.7、129.5、129.2、129.0、128.9

ポイント

130.5のレジスタンスで止められました。
チャート的にはヘッドアンドショルダを形成して、さらに130.5付近は3回止められるトリプルトップもあり、下降しそうな流れです。
一方、明確な材料が無い場合はレンジ的な動きも考えられます。
一目均衡表の基準も横ばい、雲も横ばいであり方向感の無い動きが継続する可能性も。
通常、チャートは波を打ちますので、BB±2σ、±1σでの反発の可能性、雲の上下限ので反発の可能性はあります。

反転しそうなポイントに近づいたら、全ての下位足でのダウ位置の推移に注意を払いましょう。
トレンドラインも比較的機能しており、サポートされるのか見ていきましょう。

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。
上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。
ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要です。
そのために、損切りの素早い判断と、(リスクリワードの期待できない)無駄なトレードを如何に減らすのか
意識したいポイントです。


トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように!

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今週の経済指標(重要指標のみ)

01/30(月)

  • 19:00 [ユーロ] 消費者信頼感指数 確定値 - 2023/1 ★★★

01/31(火)

  • 08:30 [日本] 失業率 - 2022/12 ★★★
  • 08:30 [日本] 有効求人倍率 - 2022/12 ★★★
  • 08:50 [日本] 百貨店・スーパー販売額 (前年比) - 2022/12 ★★★
  • 08:50 [日本] 鉱工業生産 速報値 (前月比) 季調値 - 2022/12 ★★★
  • 19:00 [ユーロ] GDP 1次速報値 (前年比) - 2022/4Q ★★★
  • 19:00 [ユーロ] GDP 1次速報値 (前期比) - 2022/4Q ★★★

02/01(水)

  • XX:XX [イギリス] ハリファックス住宅価格 (前月比) - 2023/1 ★★★
  • 00:00 [米国] 消費者信頼感指数 - 2023/1 ★★★
  • 19:00 [ユーロ] CPI (食品,エネルギー,酒,タバコ除) 速報値 (前年比) - 2023/1 ★★★
  • 19:00 [ユーロ] CPI (食品,エネルギー,酒,タバコ除) 速報値 (前月比) - 2023/1 ★★★
  • 19:00 [ユーロ] CPI 速報値 (前年比) - 2023/1 ★★★
  • 19:00 [ユーロ] 失業率 - 2022/12 ★★★

02/02(木)

  • 00:00 [米国] ISM 製造業 PMI - 2023/1 ★★★
  • 04:00 [米国] FF 金利誘導目標 ★★★
  • 04:00 [米国] 連銀超過準備金利 ★★★
  • 08:50 [日本] マネタリーベース (前年比) - 2023/1 ★★★
  • 21:00 [イギリス] 英中銀バンク レート - 2023/1 ★★★
  • 22:15 [ユーロ] ECB リファイナンス金利 - 2023/2 ★★★
  • 22:15 [ユーロ] ECB 預金金利 - 2023/2 ★★★
  • 22:30 [米国] 新規失業保険申請件数 ★★★

02/03(金)

  • XX:XX [イギリス] 準備資産総額 - 2023/1 ★★★
  • 00:00 [米国] 製造業新規受注 (前月比) - 2022/12 ★★★
  • 22:30 [米国] 失業率 - 2023/1 ★★★
  • 22:30 [米国] 非農業部門雇用者数 - 2023/1 ★★★

02/04(土)

  • 00:00 [米国] ISM 非製造業総合指数 - 2023/1 ★★★

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メモ

上記のコメントはあくまで私の個人的見解です。
FXの売買はリスクを伴いますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。

翼の利用している、FX口座の一つがDMM FXです。というのも、無償提供されるチャートツールの水平線描画などチャートツールはかなり使いやすいです。

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チャートでマルチタイムフレームを意識することの重要性

チャートは小刻みな波が少し大きな波を形成し、やがてさらに大きな波を形成していきます。まるで量子力学で語られるように非常にミクロな世界からマクロな世界までつながっている、フラクタルな構造と言えます。

また、大きな時間足になるほど大きな資金が動いていると言われます。つまり上位足の流れには逆らえないということです。

相場参加者により、トレードする時間軸が異なるため、複雑な動きをしますが、出来るだけ複数時間軸の動きが合致するゾーンでのトレードが、優位であると言えます。

画像に表示しているMTF(マルチタイムフレームチャート)はヒロセ系列であるJFXのオリジナルMT4チャートです。

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MTFを理解しながらチャートが、各時間足でどのように形成されてゆくのかを、一目で理解することが出来ます!

このチャートの形成局面をリアルチャートで現認することで、確実にあなたのトレードスキルは向上できるはずです。

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1000通貨からのトレード出来ます米ドル円であれば、約6000円の証拠金からスタートできます!

デモトレードではなく、実際のトレード経験をしっかりと積んでいくことができます。

デモで勝てても、実際の資金を入れると勝てなくなる人は多いものです。その課題がこのブログのテーマでもあります。

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兼業投資家。企業人。組織に依存せずとも生きていける様々な道筋を作っています。このブログはFXを始めた頃の自分が知りたかったことを書いています。技術職であるトレーダに必要な心得、心理、技術などを備忘録として書きます。また、今の本業であなたの価値を上げる方法も述べます。FX初心者の方を全力応援致します。

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