米ドル円2023年3月8日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年3月8日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜上目線＞

日足チャートは、一日で約1.5円伸び、137.194（Bid）の最高値を付けました。

昨夜のFRB議長パウエル氏の発言に注目が集まり、「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」「利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い」とかなりのタカ派発言が飛び出しました。

これに市場が反応し、米10年債利回りも4%近くまで上昇する場面がありました。

欧州時間以降、パウエル氏の発言を予感するように上昇し続け、現在も137.1付近で推移しています。

日足は135.2円付近でWボトム形成し、10日線がサポートになった形での急上昇でした。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

ダウ、高安値切上げ、Wボトム
ローソク足、高値切上げ陽線確定
短期移動平均線、上向
ローソクは一目均衡表、雲の上
MACD、ゴールデンクロス（横ばい）
上の目標値：137.3、137.6
下の目標値：136.5、135.9、135.6、135.1、134.7

ポイント

FRBパウエル議長のタカ派発言で、政策金利は引き締められる印象を市場に与えています。
ドル円の上昇圧力があり、当面大きく下げないと見ています。
利確売りが有っても、BB+1σをサポートとして、目先200日線を目標として動きそう。
週足レベルでの直近の目標値は、139円台にあると見ています。

4時間足

＜上目線＞

ダウ、高安値切上げ
短期移動平均線、上向
ローソク足；3本高安値切り上げ陽線確定
MACD、ゴールデンクロス
上の目標値：137.2、137.5、137.6
下の目標値：136.8、136.6、136.5、136.3、136.2、136.1

ポイント

昨日の欧州時間以降、強いドルの動きを見せ、3本連続陽線となっており、上昇チャネルを形成しています。
いったん目標の137円台を付けた為、調整の売りが入ると思います。
フィボナッチの38.2%または半値付近までの戻しを想定した、押し目買いを検討してゆきます。
大きく下がっても平均線20までが下限と見ています。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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