米ドル円2023年3月23日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年3月23日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

今朝のFOMC（連邦公開市場委員会）の結果を受け、ドルは1円近く下落し、現在は131円前半で推移しています。

米10年債利回りも3.45%付近まで下がっています。

政策金利は、市場予想通りの0.25%の利上げ、誘導目標は4.75～5.00%となりましたが、利上げ停止の噂もありましたので、ドルは下落しました。

ローソクは10日線で止められ、陰線つつみ足となりました。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

上の目標値：132.7、132.9、133.2、133.8、134.2
下の目標値：130.5、130.0、129.8、129.5、128.8

ポイント

FOMCの結果を受け、日足は陰線つつみ足となり前日の上げをそののまま戻すポジションになりました。
多少の買戻しはあると思いますが、下降の流れに入っていると思いますので、上げても落されやすい傾向と考えます。
下の目標は130.5付近ですが、BBがエクスパンションしてきているので、129円台が現実的になってきています。
現在値付近でレンジとなる場合はichimokuの雲の中の動きを想定。雲を割り込んだ場合は直近最安値の割り込みは早いと思います
レンジまたは、戻り売りと考えています。

4時間足

＜下目線＞

上の目標値：131.8、132.2、132.5、133.0
下の目標値：131.0、130.8、130.5、130.5、129.8

ポイント

20SMAを大きく下抜け下の流れに入りました。
一方ダウ目線では、高安値切上げ、Wボトム形成にて上目線継続という見方もありますので戻してくる可能性もあります。
日足が下の流れであり上昇は限定的と見ています。
10，20移動平均線を確実に上抜けるまでは、戻り売りで攻めたいと考えます。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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