米ドル円2023年3月21日のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

おはようございます。本日の、米ドル円2023年3月21日のFX相場見通しです。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

ここ数日の金融システムの不安から景気後退を連想したドルの売りが続いています。

クレディスイスはUBSが買収ということで破綻は免れましたが、欧米の政策金利上昇は、銀行が投資している債権などに対するリスクを浮き彫りにしました。

金融商品への不安からか、金価格が爆上げ中。現物最強説かもしれません。

それでは、チャート環境認識していきましょう。

上の目標値：132.0、132.7、133.2
下の目標値：130.3、130.5、130.0、129.8、129.5

ポイント

ローソク足で高安値切り下げており、130割れも時間の問題となりました。
一目均衡表の雲の下限が130.3とあり、これがサポートとなる可能性はあります。
しかしbbがエクスパンションしており、容易に流れは止まりにくいと考えます。
髭を含めた1日の値幅が大きくなっていますので、流れは下であっても、大きな買戻しもあるので注意が必要です。
130円を割り込んだ場合には、127円～128円付近までの下がり代があります。
戻り売りを検討します。

4時間足

＜下目線＞

上の目標値：131.9、132.5、132.9、133.6、134.0
下の目標値：130.8、130.5、130.5、129.8

ポイント

短期移動平均線は全て下向きであり、ローソク足がその下で推移していることから流れは下です。
直近ではBB-1σ付近まで戻した後売りが出ており、上がりにくくなっています。
ローソク足の短期的な上昇後に、戻り売りを仕掛けれると良いです。

1時間足

＜下目線＞

ポイント

ダウ目線では高安値切下げており全体としては目線は下です。
しかし目先は戻りを試しており、短期移動平均線をブレイクすると上げてくる可能性が出ています。
上位足は下の目線であり、再び下落の可能性もあります。
BBが閉じてきているので、上げても+3σ付近を上限に再び下降の流れに入ると考えています。
何もなければトレンドライン付近ですが、ichimokuの雲付近までは上がる可能性あります。
移動平均線の下ならば戻り売り、超えれば短期足での押し目買いか、様子見となります。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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