米ドル円2023年5月8のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

米ドル円2023年5月8日のFX相場見通しをお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

週足

＜上目線＞

上の目標値：137.9、139.3、142.2
下の目標値：134.7、133.7、132.8、131.5、129.6

ポイント

米経済指標は底堅く、日銀のゼロ金利政策は当面継続（1年以上のレビュー）、FRBは0.25%の利上げを決定など金利差は開いてゆく傾向等、のファンダメンタル要因では対円でのドルは相対的に買われる傾向だと思います。
チャート、週足のローソク足では陰線となっていますが、前週の最高値更新し137.9のWトップを付け、安値切上げし、ダウ的には上昇の流れが継続中です。
再び137.9を付けに来るのが自然な流れです。
いったん落ちてから上昇する可能性もありますが、理由も無く、トレンドラインや20SMAを割り込む可能性は少ないと見ています。
万一、銀行破綻の連鎖が立て続けに起きる等、FRBの早期利下げの圧力が強まれば別ですが。

日足

＜上目線＞

上の目標値：135.1、135.6、135.9、136.5、137.7
下の目標値：134.2、133.5、133.0

ポイント

チャートでは、深い押し目を付け、Wボトム形成局面となっています。
押し安値は先回安値を切り上げており、週足レベルの上昇トレンドの中に有ると考えます。
ローソク足は前日から比べ、25SMAでサポートされ、高安値を切り上げており、戻りを試す局面となっています。
次のローソク実体で10EMAを超えてこれるのかが、重要です。
売りポジションは概ね解消していると思われ、ここから買い場となれると良いですね。

4時間足

＜上目線＞

上の目標値：135.1、135.3、135.6、135.9、136.5、137.0、137.7
下の目標値：134.5、134.2、133.8、133.4

ポイント

ダウ目線では安値切上げており、10EMAも上抜け、戻りを試しています。
下降チャネルが上昇チャネルに反転し、その中でチャートを形成しつつあります。
現状10EMA付近にあり、これは押し目からの上昇過程と考えられます。
10EMAでサポートされるのか、その下のトレンドラインまたはBB-1σ付近まで落ちてからの上昇出来るのか？注視して行きます。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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