米ドル円2023年5月12のFX相場見通し - 心理学から考えるトレード

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この記事の内容

この記事は、FX（外国為替証拠金取引）の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード～スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論、グランビルの法則、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識、トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

6面チャート：左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
BB（ボリンジャーバンド20日、赤紫）、1σ（黄点）、2σ（黄太）、3σ（黄太）
一目均衡表基準（黄破線）
移動平均線：10EMA（白）、25SMA（細黄）90SMA（青）、200SMA（緑破線）
平均足：1分足、5分足、15分足（いずれも騙しの少ないオリジナル）
オシレータ：MACD（オリジナル）、RCI（1分足、5分足のみ）

米ドル円2023年5月12日のFX相場見通しをお届けします。

〔目次〕

＜USDJPY＞

日足

＜下目線＞

上の節目：134.7、135.1、135.4、135.6、135.9、136.5
下の節目：134.2、133.8、133.5、133.0

ポイント

昨日は米生産者物価指数（PPI）の結果が予想を下回ったことで物価上昇にも歯止めがかかった形となり、利上げも山場を越えた印象を強め、一時ドル売りとなりました。しかし再び買戻しが入ってきています。
本日25日線、トレンドラインの上でスタートしており、今後それらがサポートされるのか？見てゆきます。
目線については、前日日足は陽線を付けましたが高安値切下げで確定しましたので、下としています。
一方、ローソクは下髭陽線を示したため、反転の可能もあります。
本日、前日の高値安値をどちらに更新するのか？が1つのポイントになります。

4時間足

＜下目線＞

上の節目：134.6、135.1、135.5、135.6、136.1
下の節目：134.1、134.0、133.8、133.7、133.5

ポイント

ここ2日間の米経済指標を受け下げてきています。
昨日の米PPIでの下げ後に戻していますが、戻しきれないと、一段下のレンジとなりそうです。
現在ichimokuの基準線134.6付近がレジスタンスとなっています。
ここで上がり切れないと再び売りが出る可能性があります。
超えてくれば再び20日線付近までは上がる可能性もあります。
20日線を超えれないと上昇の流れにはなりにくいです。
現在のローソクの確定足が高値切り下げるのかどうか？、注目してゆきます。

FXの上達には？

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、（リスクリワードの期待できない）無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる！次にそれを克服するためのトレーニング（学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA）を行う。

◆

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように！

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