相場分析

米ドル円2023年5月15のFX相場見通し

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この記事の内容

この記事は、FX(外国為替証拠金取引)の代表通貨である、米ドル・円を中心に、デイトレード~スキャルピング向けに、相場環境認識を行います。

ダウ理論グランビルの法則ボリンジャーバンドMACD一目均衡表、トレンドライン、水平線などを主に活用。

環境認識から実際のトレードスキルアップに向け、ファンダメンタル知識トレード心理学の理解が有効です。

チャートの概要

  1. 6面チャート:左上から日足、4時間足、15分足、左下から1分足、5分足、15分足
  2. BB(ボリンジャーバンド20日、赤紫)、1σ(黄点)、2σ(黄太)、3σ(黄太)
  3. 一目均衡表基準(黄破線)
  4. 移動平均線:10EMA(白)、25SMA(細黄)90SMA(青)、200SMA(緑破線)
  5. 平均足:1分足、5分足、15分足(いずれも騙しの少ないオリジナル)
  6. オシレータ:MACD(オリジナル)、RCI(1分足、5分足のみ)

米ドル円2023年5月15日のFX相場見通しをお届けします。

<USDJPY>

週足

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<上目線>



  • 上の節目:136.5、137.5、137.9、139.3
  • 下の節目:134.7、133.7、132.8、131.5


ポイント

これまで上昇してきましたが、先週137.9でWトップを付け調整しています。
先週は上髭陰線を付けましたが、今週は1OEMA~25SMA付近でサポートされ戻りを試しました。
トレンドラインを割り込み、前週のローソク足の高値も安値も更新できませんでした。
今後10EMAでサポートされるのか、再び137.9を付けトリプルトップになるのか?注目します。

日足

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<上目線>



  • 上の節目:135.9、136.5、136.9、137.2
  • 下の節目:135.1、134.7、133.4、132.7、133.0


ポイント

先週末はNY時間でのミシガン大学消費者信頼感指数の発表後、ドル高が進んで終了。
ミシガン大学消費者信頼感指数自体は弱い内容なのですが、同時刻に発表された1年及び5~10年インフレ見通しが予想を上回り、インフレ期待拡大からの米金利の上昇につながったと考えられます。

チャートでは過去2日分の下落を全てチャラにする動きとなり、直近高値を更新して終了。
これで、短期移動平均線を上抜け、上への流れが期待されます。
BB+1σがレジスタンスとなる可能性はあります。またチャネルの上限も近いため、調整が入り10EMA付近まで戻される可能性もあります。

4時間足

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<上目線>



  • 上の節目:135.9、136.0、136.3
  • 下の節目:135.3、135.1、134.9、134.7、134.5、134.1、133.7


ポイント

先週末はローソク足5連続高値切上げでWトップとなり終了。
ichimokuの雲を上抜け、先回の高値135.4も超えてきました。
BB+2σ付近で止まりましたが、広げています。
流石にこれだけ上がったため、調整が有りそうです。
Wトップを付け、半値戻し、38.2%戻し付近までの調整が考えられます。
この付近には重要なMA(10EMA、20SMA)もあり、意識されそうです
それらはチャネルの下限に近いポイントになります。

FXの上達には?

方向性の確認には、ローソク足の高安値、移動平均線の傾き、関係性の把握が重要です。上位足の流れと同じ方向に、下位足でのトレードが有効。ちなみに、継続して勝つためには勝率よりも、損失を減らすことの方が重要。そのために、損切りの素早い判断と、(リスクリワードの期待できない)無駄なトレードを如何に減らせるかがポイント。 その実践には、テクニカル、ファンダ、トレード心理の理解が必要です。特に、トレードはお金が直接絡む話であり、人間の欲との闘いです。先ずは欲を捨てる!次にそれを克服するためのトレーニング(学習、分析、リアルトレード、検証、練習→PDCA)を行う。

トレードの型をつくることが大切ですね。そのためにはエントリーチェックシートを活用していゆくのが良いです。

本日も皆様にとって良いトレード日和でありますように!

ポイント

今週の経済指標・要人発言

05/15(月)

  • 08:50 [日本] 4月国内企業物価指数
  • 18:00 [ユーロ] 3月鉱工業生産
  • 21:30 [米国] 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • 29:00 [米国] 3月対米証券投資

05/16(火)

  • 15:00 [イギリス] 4月失業保険申請件数(*)
  • 15:00 [イギリス] 4月失業率
  • 18:00 [ユーロ] 3月貿易収支(季調前)
  • 18:00 [ユーロ] 1-3月期四半期域内総生産
  • 18:00 [ユーロ] 5月ZEW景況感調査
  • 21:30 [米国] 4月小売売上高
  • 22:15 [米国] 4月鉱工業生産(前月比)
  • 22:15 [米国] 4月設備稼働率
  • 23:00 [米国] 3月企業在庫(前月比)
  • 23:00 [米国] 5月NAHB住宅市場指数

05/17(水)

  • 08:50 [日本] 1-3月期四半期実質国内総生産
  • 13:30 [日本] 3月鉱工業生産・確報値
  • 13:30 [日本] 3月設備稼働率(前月比)
  • 18:00 [ユーロ] 4月消費者物価指数
  • 20:00 [米国] *MBA住宅ローン申請指数(前週比)
  • 21:30 [米国] 4月住宅着工件数
  • 21:30 [米国] 4月建設許可件数

05/18(木)

  • 08:50 [日本] 4月貿易統計
  • 08:50 [日本] 前週分対外対内証券売買契約等の状況
  • 21:30 [米国] 前週分新規失業保険申請件数
  • 21:30 [米国] 5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  • 23:00 [米国] 4月景気先行指標総合指数(前月比)
  • 23:00 [米国] 4月中古住宅販売件数

05/19(金)

08:01 [イギリス] 5月GFK消費者信頼感調査
08:30 [日本] 4月全国消費者物価指数(CPI)
13:30 [日本] 3月第三次産業活動指数(前月比)
24:00 [米国] *パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

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メモ

上記のコメントはあくまで私の個人的見解です。
FXの売買はリスクを伴いますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。

翼の利用している、FX口座の一つがDMM FXです。というのも、無償提供されるチャートツールの水平線描画などチャートツールはかなり使いやすいです。

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チャートでマルチタイムフレームを意識することの重要性

チャートは小刻みな波が少し大きな波を形成し、やがてさらに大きな波を形成していきます。まるで量子力学で語られるように非常にミクロな世界からマクロな世界までつながっている、フラクタルな構造と言えます。

また、大きな時間足になるほど大きな資金が動いていると言われます。つまり上位足の流れには逆らえないということです。

相場参加者により、トレードする時間軸が異なるため、複雑な動きをしますが、出来るだけ複数時間軸の動きが合致するゾーンでのトレードが、優位であると言えます。

画像に表示しているMTF(マルチタイムフレームチャート)はヒロセ系列であるJFXのオリジナルMT4チャートです。

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兼業投資家。企業人。組織に依存せずとも生きていける様々な道筋を作っています。このブログはFXを始めた頃の自分が知りたかったことを書いています。技術職であるトレーダに必要な心得、心理、技術などを備忘録として書きます。また、今の本業であなたの価値を上げる方法も述べます。FX初心者の方を全力応援致します。

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